谷尾和昭さんが役者を目指したキッカケ

投稿者: | 2017年3月14日

ダンス&ボーカルグループでパフォーマーとして活躍していた谷尾和昭さんが、なぜ役者を目指すことになったのでしょうか。

そのきっかけは、2011年のことでした。

事務所に演技に興味があるかと聞かれ、スケジュールが開いているならと、不良漫画を原作としたドラマに名前もない役で出演することになったのです。

しかし、このときの結果は苦々しいものでした。まったく準備もせずに出演してしまったために、うまくいかなかったのです。

それでも、演技に対する関心は確実に芽生えていたのでしょう。

それから本格的に演技に目覚めたのは、その2年後にグループの劇団の舞台に出演したときのことでした。客席から聞こえてきたお客さんのすすり泣きに、これまでの音楽とはまったく違う感動をおぼえたのだそうです。

このときから、谷尾和昭さんにとって演技は、音楽と並び立つ自分の軸になったのだといいます。

それからは精力的にドラマや映画への出演を重ね、着実に役者としての実力を磨いていきました。そして2016年には、ついに念願の映画への初主演を果たすまでにいたるのです。

谷尾和昭さんは、音楽と演技の違いについてこう述べています。

基本的に、純粋に心の底から楽しめるのはやっぱりダンス。子供のころから慣れ親しんできたダンスが好きな気持に、まったく変わりははありません。その一方で、演技についてはむしろうまくできないことがあるからこその、楽しみがあるといいます。

たとえば、ダンスでは感性のまま踊っていればよいところを、演技ではつねに頭を使って考えなければいけません。そして、自分ではしっかりできたと思っていても、実際に映像を見てみるとまったく思い通りにいっていなかった、といったこともよくあります。

そのように思い通りにならないところや、点数がつかずに受け手次第でいくらでも評価が変わってしまう難しさ。

それにチャレンジすることが楽しさとなっているわけですね。

方法論としても、ダンスと演技はまったく正反対だといいます。

同じエンターテイメントでありながら、ダンスは自分の内側から外側へ思いっきり発散させるようなイメージ。それに対して、演技ではより自分の奥深いところへ入っていく感覚があるといいます。映画のスクリーンでアップになると、まったくごまかしの効かない繊細さもダンスにはないものだそうです。

自分にとっては、ダンスとくらべて圧倒的に経験不足の演技。でも、だからこそ毎回いろいろな発見があって面白いそうです。

そして、演技で見つけた自分の感情は、ダンスの表現にも活かすことができるということです。特に、バラードでのパフォーマンスなどは、より歌詞の意味を深く考える表現をするようになりました。

このように、谷尾和昭さんにとってはダンスと演技が深いところでつながっているのですね。

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